バカとつきあうな

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バカ、と一言に片付けようにも、バカには様々な種類がある。


本書の序盤では、つき合うべきではないバカについて語られ、その挑発的なタイトルと相俟って、まるで大衆を見下したような本かと錯覚してしまうかもしれない。



だが、実際、二人はバカを切り捨てたりはしない。西野さん、堀江さんともに自身をもバカだと言いつつ、僕達読者を、「悪いバカ」から、「良いバカ」へとーー両者にその実大差はないと言いつつもーー引き上げようとしてくれているのである。

プライドを捨て、自分をバカだと認め、バカだからこそ自身の時間を大切にし、行動していく、それで「良いバカ」になれるなら、行動に伴う傷なんてかすり傷のような気がしてきます。