2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

羊と鋼の森

宮下奈都さんの、本屋大賞受賞作、羊と鋼の森です。 学校の体育館にあるピアノを、調律師が調律し、音を作っていく課程や、ピアノから紡がれる音色に感動した主人公が、調律師となり、成長していく物語。 主人公は、物静かな性格であり、一見静かなタイプに…

才能の正体(坪田信貴)

才能がある、といわれる人は正しいやり方で血の滲む努力をしている。まず対象を「認知」して、情動、欲求によって動機付けを持続やればできる→結果主義 正しい言葉は「やれば伸びる」結果より経過を楽しめ長期的な目標を見据える視野を持つ過去や年齢を言い…

ハーバードの人生を変える授業

毎日、感謝できることを5つ書く変化するためには、まず習慣化する幸せになるには、楽しいことをするだけでなく、楽しいことをしていることを自覚する必要がある意義を見出だす他者の役に立てば立つほど、幸福感は大きくなる 幸福は対をなしてうまれる困難を…

恋文の技術

森見登美彦さんの、恋文の技術です!完全に森見ワールド炸裂で、僕のような森見ファンにはたまらない作品です!主人公守田が、様々な人に文通をすることで進んでいく珍しい構図で進んでいき、読み進める毎に、予想外の所に線が結ばれていくのが楽しいです。…

自分は自分、バカはバカ

ひろゆきさんの、自分は自分、バカはバカです。 いつも飄々としてらっしゃる、ひろゆきさんが、いかにメンタルを保っているのかが述べられています。 もし、天気が悪くなり、突然雨が降りだしても、それに対して怒ることはありません。 それは、天気に対して…

憂鬱でなければ仕事じゃない

藤田晋さんと、見城徹さんの、憂鬱でなければ仕事じゃないです。見城さんの、仕事に対する哲学をのべ、藤田さんが、それにコメントしていく、という構図。本書のタイトルである「憂鬱でなければ仕事じゃない」という言葉も、見城さんが話したものだそうです…

影踏み

横山秀夫さんの、影踏みです。 死んだ双子の弟の声が聞こえる泥棒の話。 泥棒を、完全な悪では無く、泥棒なりの価値観が描かれており、死んだ弟との会話が、その理解を助けてくれます。 会話中心のためテンポ良く進むのが大変読みやすいけど、少し必然性が感…

そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)

瀬尾まい子さんの、今年の本屋大賞受賞作、「そして、バトンは渡された」です。 正直序盤は、どこにむかって話が進んでいるのかが掴み辛かったが、後半で感度の嵐になりました。 本作主人公は、母が二人、父が三人いて、今は血の繋がらない父とくらす少女で…

動画2.0(明石ガクト)

明石ガクトさんの、動画2.0です。本書は、映像と動画の違いを明確に定義した初めて出会う本でした。テレビが写し出す映像と、スマホでみる動画を、IPT(information per time)の観点から、あるいは視聴者層の時間の観点から述べ、いままで、そして、これか…