破天荒フェニックス
ピンチの数こそ男の魅力
これは帯にある箕輪さんの言葉ですが、本当にそう思わせる力が本書にはあります。
物語は、田中さんが、破天荒過ぎる方法で倒産寸前のオンデーズをV字回復させるというもの。
最初は周りには話を聞いてもらえず、更には裏切り行為をする者まで現れますが、綱渡り以上、地獄の釜の入り口まで追いやられながらも、リストラ無し、かつ社員の給料を払いながら再生させていく様はまさに不死鳥です!
こちらまで感情移入して、時に怒り、時に喜べる作品で、殆どノンフィクションの様に感じられます。
困難を乗り越えながら社員達との結束を深める破天荒フェニックスの魅力を、是非読んで体感して下さい!